ZEISS Milvus 2/135 レビュー|135mm F2 の描写を F2〜F11 で比較(四隅・作例)

ZEISS Milvus 2/135(135mm F2)を実写でレビュー。最短・無限遠で F2〜F11 の中央と四隅の描写をスライダーで比べ、ポートレート・花・風景の作例と 2026 年の入手性もまとめました。

ZEISS Milvus 2/135 レビュー|135mm F2 の描写を F2〜F11 で比較(四隅・作例)

ZEISS Milvus 2/135(Milvus 135mm F2)は、0.25 倍まで寄れる 135mm の単焦点レンズ(MF)。この記事では、最短と無限遠で F2 から F11 までの描写を実写で比べ、中央と四隅の解像を F 値ごとに見ていきます。ポートレート・花・風景の作例も載せています。

先に要点。無限遠では開放 F2 の時点で中央も四隅もほぼ完成していて、F5.6・F11 と並べても違いがほとんど分からないほどです。Milvus の中でも解像はいちばん硬めで、風景や星には開放から使える一方、柔らかい描写のポートレートを求める人には少しシャープすぎるかもしれません。F 値ごとの違いは、この記事のスライダー(左が開放寄り、右が絞った側)で見比べられます。

※2026 年追記 ZEISS は 2026 年に一眼レフ用の Otus を終了しましたが、Milvus 2/135 を含むニコン F マウント(ZF.2)の 6 本は今も生産を続けていると説明しています(PetaPixel、2026 年 6 月)。ただし海外では在庫の無い店も多く、キヤノン EF 用(ZE)は継続の説明に含まれていません。国内の新品は 20 万円台前半(2026 年 10 月時点、販売店による)。この記事は 2019 年のレビューで、写真と評価は当時のまま、見出し・用語・壊れていた HTML を整えています。

Milvus 2/135 とは|0.25 倍まで寄れる 135mm F2(仕様)

※Milvusとは的な部分はMilvus 1.4/85の記事を参照ください。
Milvus 2/135(検索用:Milvus 135mm F2)は2017年2月22日にZEISSから発売されたレンズです。

Milvus 2/135はクオーターマクロ(0.25倍)で最短撮影距離は80cmです。最短の80cmはMilvus 1.4/85と同じなので、焦点距離が長い分大きく撮れます。135mmといえばCanon純正やSigmaもありますが、そのどちらよりも寄れます。CanonやSigmaではなく、ZEISSを選んだ理由は多々ありますが、寄れるというのも大きな理由です。

  • 焦点距離:135mm
  • 開放f値:f/2
  • フォーカス:MF
  • 最短撮影距離:0.8m
  • 最大撮影倍率:0.25倍
  • レンズ構成:8群11枚
  • 絞り羽根枚数:9枚
  • フィルター:77mm
  • 重さ:1123g(ZE)、 1059g(ZF.2)
  • マウント:ZE(キヤノンEF)、ZF.2(CPU内蔵ニコンAi-S互換)

レンズの外観と付属品

まずは同梱物やレンズ外観等のご紹介。

Milvus 1.4/85と外観はそっくり
箱とレンズとフード。Milvus 1.4/85と外観はそっくりです。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/2.8, 1/2 sec, ISO400))
フード付き
フードつけるとヌメッとした滑らかな感じが強調される気がします。Milvus全体に言えますが、フード含めての一体感は素晴らしい。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/2.8, 1/2 sec, ISO400))
無限遠
Milvus系はピント位置により、レンズが伸びるのですが、伸びていないときはとても美しい。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/2.8, 1/2 sec, ISO400))
最短
最短は80cmです。(Milvus 1.4/85と同じ)最短あたりはビヨーンとします。大分慣れてしまってあまり思わなくなってきましたが、この伸びているときは見た目が少し微妙ですよね。。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/2.8, 1/2 sec, ISO400))
Apo Sonnar
77mm径。Milvus 2/135はApo Sonnarです。ちなみにMilvus 1.4/85はPlanar、Milvus 2/50MはMacro Planar設計です。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO200))

F2〜F11 の描写比較(最短・無限遠)

最短、遠景でのF値ごとの比較です。F値やISO、SSなどはExif情報(各写真の黒枠右下)を参考にして下さい。
それぞれで中央などの拡大画像もありますのでそちらも合わせてご参考に。

最短(0.8m・0.25 倍)の F 値ごとの描写

Milvus 1.4/85やMilvus 2/50Mの時と同様、ピントはIMAGE STABILIZERのSの辺りに合わせてます。

最短F2
最短F2。円形ボケはこの絵でわかるので拡大は中央のみ。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/400 sec, ISO400))
最短F2中央
ボケ方は2/50Mの最短よりは少し弱いかもしれません。流石にハーフマクロほどではないですが近いものはあります。1.4/85の最短よりは圧倒的にボケてます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/400 sec, ISO400))
Milvus 2/135 F2.8。2/50Mと同じく1段絞ると旧にボケは円形になります。
F2.8。2/50Mと同じく1段絞ると旧にボケは円形になります。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO400))
Milvus 2/135 F2からですが、ボケの色づきはかなり少ないです。そしてピント面の解像感が・・
F2からですが、ボケの色づきはかなり少ないです。そしてピント面の解像感が・・ (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO400))
Milvus 2/135 F4
F4 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/4, 1/160 sec, ISO400))
Milvus 2/135 最短での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/4, 1/160 sec, ISO400))
Milvus 2/135 F5.6
F5.6 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO400))
Milvus 2/135 最短での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO400))
Milvus 2/135 F8
F8 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/8, 1/60 sec, ISO400))
Milvus 2/135 最短での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/8, 1/60 sec, ISO400))
Milvus 2/135 F11
F11 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/11, 1/20 sec, ISO400))
Milvus 2/135 最短での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/11, 1/20 sec, ISO400))

無限遠の F 値ごとの描写とスライダー比較(中央・四隅)

無限遠での比較です。無限遠は他のMilvusレビューと同様、最後にF2,F5.6,F11で中央と隅でそれぞれ比較したのも置いておきます。

遠景のF2
いつもどおり遠景のF2から。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/4000 sec, ISO100))
遠景のF2中央
遠景のF2中央 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/4000 sec, ISO100))
遠景のF2左上
個人的に驚いたのがこれ。遠景F2の左上隅。1.4/85や2/50Mは開放時の隅は結構甘めでしたが、それが全然ない。周辺減光はあるけれど、線はかなりしっかり出てる。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/4000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 F2.8。周辺減光はまだ少しあるかな?というレベル。
F2.8。周辺減光はまだ少しあるかな?というレベル。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 F4。周辺減光はほぼない。
F4。周辺減光はほぼない。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/4, 1/1000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/4, 1/1000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/4, 1/1000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 F5.6
F5.6 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO100))
Milvus 2/135 F8
F8 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/8, 1/250 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/8, 1/250 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/8, 1/250 sec, ISO100))
Milvus 2/135 F11
F11 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/11, 1/125 sec, ISO100))
Milvus 2/135 F11
F11 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/11, 1/125 sec, ISO100))
Milvus 2/135 無限遠での描写
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/11, 1/125 sec, ISO100))

以下比較です。まずはF2←→F5.6の中央
う、うん・・?明るさの違いくらいしか見て取れない・・?柵というのか格子というのかあれですが、ベランダのところもほぼボヤけず、線としてきちんと見えてますね。

Milvus 2/135 無限遠の F2 中央Milvus 2/135 無限遠の F5.6 中央

F2←→F11の中央
こっちでも明るさの差くらいしか・・

Milvus 2/135 無限遠の F2 中央Milvus 2/135 無限遠の F11 中央

F5.6←→F11の中央
F2でもわからないのだから、わかりませんね。。

Milvus 2/135 無限遠の F5.6 中央Milvus 2/135 無限遠の F11 中央

F2←→F5.6の隅
周辺減光はあるので、中央と違ってF2が暗いです。ただ解像感としては、、、差がほぼわからないです。Milvus1.4/85や2/50Mは開放の写真単体で見て、そんなに差がなさそうに見えても、こうやって並べると違いがわかるものなのですが、2/135は正直わかりません。。左上隅の建物の横線の細かいところがあるかと思いますが、そこですら違いがわからないレベルです。皆さんにはどう見えますか・・?

Milvus 2/135 無限遠の F2 隅Milvus 2/135 無限遠の F5.6 隅

F2←→F11の隅
F11の方がむしろ回析現象?で少し甘く見えるくらいですが、ほぼわかりません。これ開放の隅ですよ・・?

Milvus 2/135 無限遠の F2 隅Milvus 2/135 無限遠の F11 隅

F5.6←→F11の隅

Milvus 2/135 無限遠の F5.6 隅Milvus 2/135 無限遠の F11 隅

Milvus 2/135 の作例(ポートレート・花・風景)

ここから作例を載っけます。最初の方はわかりやすいように撮ったもので、現像もナチュラルにしてますが、後半はかなりゴリゴリいじっているので(TOP絵含めて)、そのへんはご了承下さい。

Milvus 2/135 ほぼいじってないものをここから何枚か。
ほぼいじってないものをここから何枚か。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/800 sec, ISO100))
Milvus 2/135 暗い明るいが交互に来る結構難しい環境。でもしっかりと描写しています。あまりいじっていないのであれですが、いじれば黒の部分とかももっとはっきり見えるようにはできます。
暗い明るいが交互に来る結構難しい環境。でもしっかりと描写しています。あまりいじっていないのであれですが、いじれば黒の部分とかももっとはっきり見えるようにはできます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/800 sec, ISO100))
はちさんとひまわり
はちさんとひまわり。結構寄れるので花粉をつけているのが見えます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/800 sec, ISO100))
Milvus 2/135 ひまわりの後ろの毛。産毛みたいなのまでしっかりと描写したうえで前後にじんわりボケていきます。
ひまわりの後ろの毛。産毛みたいなのまでしっかりと描写したうえで前後にじんわりボケていきます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/3200 sec, ISO100))
Milvus 2/135 格子。
格子。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2.5, 1/1600 sec, ISO100))
ゴースト
どうにかゴースト出せないか頑張ってたやつ。左下に若干出ました!ガッツリ太陽いれているけれどフレアっぽさはそこまでないかな (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/6400 sec, ISO100))
紫フリンジ
一部紫フリンジ。ただものすごく意地悪な条件なのにもかかわらずこのくらいなので、早々気にしなくていいレベル。ゴーストは出なかった。。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1250 sec, ISO100))
最短近辺での前後ボケ。
最短近辺での前後ボケ。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/500 sec, ISO100))
Milvus 2/135 光の表現が綺麗。そして中距離くらいの前後ボケ。
光の表現が綺麗。そして中距離くらいの前後ボケ。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/400 sec, ISO100))
中距離以上無限遠未満の後ろボケ。
中距離以上無限遠未満の後ろボケ。大体石垣?くらいがピント位置です。なので後ろの階段とかはじんわりボケてます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/640 sec, ISO100))

この辺りから現像はゴリゴリしていますので、その前提で参考にして下さい。

ネモフィラ
ネモフィラ。最短近辺で撮れば、そこまで背景が遠くなくても溶けます。85mmは最短が遠いので、少し厳しいです。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/2500 sec, ISO100))
中綱湖の桜
中綱湖のさくら。コントラストと解像感が素晴らしい! (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/8, 1/320 sec, ISO200))
手持ち
水面の描写が面白く撮影。手持ちです。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO100))
Milvus 2/135 あじさい。艶っぽさが素敵。
あじさい。艶っぽさが素敵。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/320 sec, ISO100))
マクロ
こういうのは流石にちょっと遠いです。このレベルは等倍以上のマクロが良いですね。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/320 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/320 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/320 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/400 sec, ISO100))
液晶固定
雨降っている中、地面スレスレで撮るのは5d4との組み合わせだと液晶固定なので大変です。。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/800 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/400 sec, ISO100))
Milvus 2/135 キレキレの絵を見て絞ったと思っていたけれど開放で撮っていた写真←
キレキレの絵を見て絞ったと思っていたけれど開放で撮っていた写真← (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/640 sec, ISO100))
黄色
ちょっとテカリのある黄色と緑でかつコントラストが激しいという結構難しい絵。この写真だとわからないかもしれませんが、髪と背景の黒は分離されてます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/500 sec, ISO100))
描写
最初に見た時にうおっとなった写真。髪などの線の細さとピント面の綺麗さ、色の良さ、ボケ方などかなり綺麗。特に髪の色、微妙なコントラストはかなり好き。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1250 sec, ISO100))
目
これもピント面が綺麗すぎて、肌の感じとかを全部拾っちゃうので、結構修正しています。目の辺りとか(多分)カラコンの微妙な青を拾っていたり解像感がとても良い。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/640 sec, ISO100))
背景ボケ
背景のボケはこんな感じ。ぐるぐるはしますが、Milvus 1.4/85ほどではないです。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1250 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1600 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1000 sec, ISO100))
アンダー
全体が暗めの場所ですが、アンダーも結構粘ってくれるので現像時は楽ちんです笑 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/320 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/320 sec, ISO100))
晴れ
この日はほぼ曇りでしたが、たまにこうやって日が差してました。それでも少し反射の強い服も飛ばず、顔などの暗いところもきちんと写ってます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/800 sec, ISO100))
赤
これは赤の色が凄くきれい。緑との対比というのもありますが、色が凄くきれいに乗っています。キャノンは比較的赤が飽和するのですがZEISSを使っていると結構粘ってくれる気がします。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/2500 sec, ISO100))
コントラスト
これもかなりコントラストが高いのですが、どうにかなります。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/2500 sec, ISO100))
粘る
陽の光は好きですし、コントラスト高いのも好きなのですが、どうしてもどちらか(白か黒)が潰れてしまうことが多いです。ZEISSは比較的そこが粘ってくれます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1600 sec, ISO100))
Milvus 2/135 (かわいい)
(かわいい) (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1000 sec, ISO100))
圧縮効果
背景がそこまで綺麗ではなかったのですが、圧縮してくれるおかげで良いところを切り出せます。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/1000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 良いところを切り出せませんでした← まぁ合同大撮はどうしても・・(言い訳)
良いところを切り出せませんでした← まぁ合同大撮はどうしても・・(言い訳) (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/640 sec, ISO100))
空
空を残せるのは結構大きい。あとこのくらいの大きさで人を切り取ろうとすると結構離れるので、ピントは合いやすいです。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/3.2, 1/4000 sec, ISO100))
Milvus 2/135 流石にガッツリ日があたっているところとあたっていないところでは厳しいですが、それでも竹?は見えているくらいには粘ります。
流石にガッツリ日があたっているところとあたっていないところでは厳しいですが、それでも竹?は見えているくらいには粘ります。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/3.2, 1/1250 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/3.2, 1/640 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/400 sec, ISO100))
Milvus 2/135 の作例
(Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2.8, 1/1250 sec, ISO100))
ピント
これは4人の方が微妙に前後しているのですが、少し距離が必要なおかげで全員ピントが合っています。85mmで同じ構図で取ろうとするとおそらく誰かしらはピントが外れると思います。 (Canon EOS 5D Mark IV (135mm, f/2, 1/500 sec, ISO100))

まとめ:Milvus 2/135 は描写で選ぶ 135mm

今回も作例含めて色々載せてみました。

よく話題に上がる、85mmと135mmはどっちが良いのか論は改めて記事にしようと思っているので、別途お話するとして、単純にMilvus間の比較では、解像力では135mmが圧倒的ですね。特に開放で隅までここまできっちりしているのはすごいです。
ちなみに解像力ではよく話題に上がるSigmaより優れています。
https://dustinabbott.net/2017/05/sigma-135mm-f1-8-hsm-art-review/
※外部サイトです。
こちらのサイト内にある動画で比較していますが、SigmaのF1.8とF2に対して、MilvusのF2の方が解像感があります。コントラストや色もMilvusの方が良いです。またこれは好みでしょうが、Sigmaはピント面から滑らかにボケるというよりもピント面を外れると急激にボケます。そのため被写体への視線誘導としては良いですが、若干の違和感が出るときがあります。その点Milvusは滑らかにボケていくのでそういった違和感はありません。
まぁAFや価格の差があるのであれですが、「描写」の面だけで見れば、Milvus 2/135はかなり良いレンズだと思います。

Planar系のMilvus 1.4/85に比べて、明らかにシャキッとしていてポートレートとしてはどうかな?と思う面もあります。ボケが滑らかなので、違和感とかは感じないのですが、ピント面はあまり映さなくて良いものも結構写ってしまいます。
Milvus 1.4/85は単体で見るとシャキッとしていると思っていましたが、こちらに比べると開放時は柔らかめですね。最近の解像度競争みたいなので考えるとかなり上位ですが、柔らかい描写をするポートレートレンズを探している方には、少し描写が硬いかもしれません。代わりに星を撮るとか、風景を撮るとかだと開放でも隅までキレイなので、かなりオススメです。

今回私がMilvus 1.4/85があるにも関わらず、Milvus 2/135を購入しようと思ったのは、クオーターマクロ(0.25倍)で近寄れることが大きな理由です。Milvus 85で花とかを撮っている時に一番うーんと思ったのが寄れないことです。0.13倍までしか寄れないので、結構小さく、カタクリの花とかを撮りに行ったときが特に感じました。あじさいの絵などは最短近くで撮っていて、大分考えていた通りの大きさで撮れたので、これから花とかを撮るときはこちらのほうが使用頻度が高くなる気がします。

135mmは85mmほどではないですが、他にもいくつかありますので、購入する際には参考にしていただければ!マニュアルレンズというのがネックになるかもしれませんが、ミラーレスが主になってしまえば、ピント合わせは正直ほとんど苦労しないと思うので描写で選ぶのも良いと思いますよ(^o^) 一度使ってみるとZEISSの良さはよく分かると思いますので是非!(布教中 笑)

Milvus のほかのレンズのレビューもあります。ZEISS Milvus 1.4/85 のレビュー、Milvus 2/50M のレビュー、50mm 単焦点の比較(Planar ほか)もあわせてどうぞ。

それではまたー!