2015年3月初旬、カメラを持って新宿御苑を歩いてきました。
新宿のすぐ近くにありながら、園内へ入るとかなり広い。
日本庭園、池、大きな木、梅やスイセンなどの植物に加えて、タイミングが良ければ野鳥も撮影できます。
この日は曇り空でしたが、梅を70-300mmで切り取ったり、足元の植物を寄って撮ったりと、思っていた以上に被写体が多い場所でした。
※掲載写真と撮影体験は2015年3月当時のものです。入園料や開園時間などはその後変更されているため、現在情報と分けて紹介します。
新宿御苑|撮影スポット基本情報
- スポット名:新宿御苑
- 住所:東京都新宿区内藤町11
- 入園料:一般500円、65歳以上・学生(高校生以上)250円、中学生以下無料
- 開園時間:季節により変動。10月1日〜3月14日は9:00〜16:30、3月15日〜9月30日は原則9:00〜18:00(夏季の一部は19:00まで)
- 休園日:原則月曜日(月曜が休日の場合は翌平日)、年末年始。春の特別開園期間などは例外あり
- 駐車場:大木戸門横に普通車200台。新宿御苑入園者は120分600円、以後30分200円
- 主な入口:新宿門・大木戸門・千駄ヶ谷門
- 撮れるもの:庭園、池、梅・桜など季節の花、巨木、植物、野鳥など
Googleマップ|新宿御苑
新宿御苑へのアクセス|電車で行くのが楽
新宿御苑には新宿門・大木戸門・千駄ヶ谷門があります。
新宿門ならJR新宿駅南口から徒歩約10分。東京メトロ新宿三丁目駅や新宿御苑前駅からは徒歩約5分です。
千駄ヶ谷門もJR千駄ヶ谷駅から徒歩約5分なので、園内で撮りたい場所に合わせて入口を選んでもいいと思います。
車の場合は大木戸門横に駐車場がありますが、桜や紅葉の時期は公式でも公共交通機関の利用が推奨されています。
新宿門から園内へ|思った以上に広い
新宿御苑はもともと皇室庭園として使われ、1949年から国民公園として一般公開されています。
現在の公式案内では広さ58.3ha、周囲3.5km。全部を見ながら歩くと、ちょっとした運動になるくらいの広さです。
今回は新宿門から入り、日本庭園側へ歩きながら梅や植物を中心に撮ってみました。
日本庭園は曇りの日でも撮りやすかった
晴天の強いコントラストとは違って、曇りの日は光が柔らかくなります。
池や木のような被写体なら、派手さは少なくても階調を残しやすいので、曇りだから撮れないということはありません。
3月初旬は梅を撮影できた
2015年に訪れた3月初旬は、日本庭園の近くで梅を撮ることができました。
現在の公式案内でも、梅は冬の終わり頃の見どころとして紹介されています。開花状況は年によって変わるので、花を目的に行く場合は直前の情報を確認した方がよさそうです。
梅は望遠ズームで切り取ると撮りやすい
今回、梅の撮影で使いやすかったのは70-300mmの望遠ズームでした。
梅は枝が見えやすく、少し引いて撮ると花がまばらに感じることがあります。
そんなときは望遠側を使って、花が集まっている部分を切り取ると密度を出しやすいです。
望遠レンズは背景を整理しやすく、少し離れた花でも狙えるので、花の撮影ではかなり便利でした。
一方、花へ寄れる場面なら35mmの単焦点などで背景をぼかして撮るのも面白いです。
曇りの日は白飛びに注意しながら花を撮る
この日は曇りでしたが、花をアップで撮る分にはむしろ光が柔らかく、十分撮影できました。
白い花と明るい空が重なると、背景や花びらが真っ白に飛びやすくなります。
必要なら少しマイナス側へ露出補正してハイライトを残し、RAWで撮ってあとから明るさを調整する方が扱いやすいと思います。
野鳥が来れば望遠撮影のチャンス
園内では野鳥も見ることができます。
花や枝の間に鳥が入ってくれればかなり画になりますが、当然ここは運次第(笑)
参考までに、こちらは北海道で撮影した別の日の写真です。
野鳥を狙うなら70-300mmくらいの望遠は持っていて損はありません。
公式サイトでも冬はバードウォッチングに向く季節として紹介されています。
梅以外の植物もかなり多い
新宿御苑を歩いていると、梅だけではなく足元から頭上まで被写体がかなりあります。
種類が分からない植物も多かったのですが、そういうものを見つけながら歩くのも楽しいところ。
望遠とマクロ的な撮り方を両方楽しめる
新宿御苑で持って行きたいレンズ
今回歩いてみて、個人的には広角一本より、標準〜望遠と寄れるレンズの方が遊びやすい場所だと感じました。
- 14〜24mm前後:庭園や大きな木、広い景色を入れたいとき
- 35〜50mm前後:花や園内スナップを自然な画角で撮りたいとき
- 70〜300mm前後:梅の花を圧縮して見せる、野鳥を狙う、離れた植物を切り取るとき
- マクロ系:苔、蕾、実、キノコなど小さな被写体をじっくり撮りたいとき
全部持って歩くと重いので、花と鳥が目的なら標準ズーム+望遠、植物の接写が目的なら標準+マクロくらいでも十分楽しめそうです。
現在は撮影ルールも確認してから行きたい
現在の新宿御苑では、個人的な趣味の撮影は基本的に手続き不要と案内されています。
ただし、桜の開花時期や菊花壇展など混雑する期間は、三脚・レフ板など通行の妨げになる機材を使った人物撮影に規制が設けられる期間があります。
収益を伴う撮影には別のルールもあるので、新しく撮影へ行く場合は公式の撮影ルールを確認した方が安心です。
新宿御苑はカメラを持って一日歩ける撮影スポット
2015年3月に初めてじっくり歩いた新宿御苑は、思っていた以上に被写体の幅が広い場所でした。
梅を撮りに来たつもりでも、池、庭園、野鳥、苔、キノコ、大きな木まで気になるものが次々出てきます。
特に3月前後は梅や早春の植物を撮りながら、運が良ければ野鳥も狙えるので、望遠レンズを一本持って散歩するだけでもかなり楽しめると思います。
天気が曇りでも、花を寄って撮ったり、水面の反射を使ったりすれば十分遊べます。
新宿周辺でカメラを持ってのんびり歩きたいなら、今でも面白い撮影スポットですね。
2015年当時の撮影機材
- Nikon D5000
- AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G
- AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
- SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG
※掲載写真・撮影機材・現地体験は2015年3月当時のものです。入園料、開園時間、駐車場料金、撮影ルールなどは変更されるため、来園前に新宿御苑公式サイトで最新情報をご確認ください。






















