EOS 5D Mark IV の高感度ノイズと ISO 不変性を実写で検証|ISO100〜102400 をスライダーで比較

Canon EOS 5D Mark IV の高感度ノイズを ISO100〜102400 まで同じ条件で撮影して比較。ISO1600〜6400 は等倍でも問題なく、ISO12800 まで実用。暗く撮って RAW で持ち上げるのと ISO を上げるのとどちらが綺麗か(ISO 不変性)も 26 か所のスライダーで見比べられます。

EOS 5D Mark IV の高感度ノイズと ISO 不変性を実写で検証|ISO100〜102400 をスライダーで比較

Canon EOS 5D Mark IV の高感度ノイズと ISO 不変性を、同じ被写体を同じ条件で撮って検証した記事です。ISO100 から拡張の ISO102400 までの画質と、「暗く撮ってあとで RAW 現像で持ち上げる」のと「撮る時に ISO を上げる」のとでどちらが綺麗か、を実写で比べています。

先に結論。高感度は ISO800 までほぼ差がなく、ISO1600〜6400 も等倍で見て問題なし、ISO12800 も致命的ではありません。ISO25600 で少し緑がかり、拡張の ISO51200 以上は厳しめです。ISO 不変性は「3 段くらいの持ち上げならほぼ同等、5 段だと撮る時に ISO を上げた方が綺麗」。黒つぶれさせずに撮っておけば、あとで持ち上げても画質はほとんど変わりません。

比較はスライダーで見られます(26 か所。ラベルの左右がそのまま比べる 2 枚)。真ん中のつまみを動かして、同じ場所のノイズと色を見比べてください。

※2026 年追記 この記事は 2019 年の検証です。画像と結果は当時のまま、壊れていた HTML と用語を整えました。EXIF が「ISO65535」と出ていた画像は ISO102400 です。

高感度性能と ISO 不変性とは

タイトルに記載の高感度性能というのは、ISO感度を上げたときの性能のことを指します。
ではISO感度とはなんぞやというところなのですが、おそらくこのタイトルで見に来る方はある程度知っているかと思うので詳細は省きますが、ざっくりISO感度が高くなると画像としては明るくなるが粗くなるものと思ってください。
ISO感度を上げると明るくなるが荒くなるので、どこまでISO感度を上げるとどの程度画質が荒くなるのかを見てみようというのが、今回の高感度性能の部分の検証となります。

続いてISO不変性(ISO invariance)ですが、こちらは意外と知らない方が多いのではないのでしょうか。
私は今回この記事を作るきっかけになった「ISOを上げて撮影した場合と、現像時に+EVした場合でどっちが画質は良いのだろう?」とふと思って調べるまで知りませんでした。ちなみに5d4のISO不変性を調べている日本語記事はパッと見なさそうでしたので、あまり興味のある話題でも無いのかもしれません。
ISO不変性は、撮影時のシャッタースピードとF値が同じであれば、ISO感度がいくつであろうとRAW現像でして明るさを合わせた場合、同じノイズ量(同じ粗さ)になるというものです。
例えば、
・SS15秒、F2.8、ISO100で撮影してあとでRAW現像で+5EVしたときの画像の粗さ
・SS15秒、F2.8、ISO3200で撮影した画像の粗さ(現像時の+EVなし)
が同じとなるということをISO不変性と言っています。
ただ、ISO不変性は全てのカメラで成立しているわけではなく、カメラごとにかなり差があるようです。
そのため今回5d4はどの程度ISO不変性が成り立っているのかを調査すべく、検証してみました。

ISO感度について詳細を知りたい方は
初心者が初めに覚えておきたいカメラの基本!やインターネット上で「ISO感度とは」で調べてみてください。
※ただ文字で見てもいまいちわかりにくいと思うので、今回の記事で紹介している写真を見るのが感覚的にわかりやすいと思います。
※ISO不変性の詳細は、日本語記事では上記の内容とどこも大差ないと思います。

また今回は5d4の高感度性能の記事ですが、D850やD810の高感度性能を見てみたい方は【レビュー】NIKOND850の画質とノイズをD810と徹底比較!まとめもどうぞ。

EOS 5D Mark IV の高感度ノイズ(ISO100〜102400)

まずここでは5d4の高感度性能をISO感度ごとの写真で見てみましょう。
私は5d4の前はCANON EOS 7D(無印)を使用していたので、比較にならないくらい高感度性能は上昇しています。
(DxOMarkの許容できる最高のISO感度では7Dは850くらい、5d4は3000くらいなので、それはまぁという感じですかね笑)

今回はISO100から、常用感度32000を超えた拡張感度である102400まで貼っています。
現像としてはLightroomで取り込んで、そのまま書き出しています。

ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)

まずはISO100の全体
まずはISO100の全体 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 8 sec, ISO100))
マフラー部
マフラー部 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 8 sec, ISO100))
ビン、文字
ビン、文字 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 8 sec, ISO100))
右上背景部
右上背景部 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 8 sec, ISO100))
F値は変えずにISO1段上げた分、SSを1段下げていきます。拡大している部分は同じパターン
F値は変えずにISO1段上げた分、SSを1段下げていきます。拡大している部分は同じパターン (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 4 sec, ISO200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 4 sec, ISO200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 4 sec, ISO200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 4 sec, ISO200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO800))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO800))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO800))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO800))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO1600))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO1600))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO1600))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO1600))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO3200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO3200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO3200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO3200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO6400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO6400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO6400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO6400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/15 sec, ISO12800))
少し色が弱くなった気がしますね
少し色が弱くなった気がしますね (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/15 sec, ISO12800))
大分荒くなって、ビンの縁と背景がくっついて見えます。
大分荒くなって、ビンの縁と背景がくっついて見えます。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/15 sec, ISO12800))
でも意外と悪くない気がします。
でも意外と悪くない気がします。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/15 sec, ISO12800))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/30 sec, ISO25600))
少し荒くなりました。
少し荒くなりました。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/30 sec, ISO25600))
文字は比較的平気ですが、ビンなどは大分落ちましたね。
文字は比較的平気ですが、ビンなどは大分落ちましたね。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/30 sec, ISO25600))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/30 sec, ISO25600))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/60 sec, ISO51200))
流石にもうわかりやすく荒いですね。
流石にもうわかりやすく荒いですね。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/60 sec, ISO51200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/60 sec, ISO51200))
EXIF情報がおかしいですが、ISO102400です。ここまでくると全体画像でも粗さがわかりますね。
EXIF情報がおかしいですが、ISO102400です。ここまでくると全体画像でも粗さがわかりますね。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/60 sec, ISO51200))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/125 sec, ISO102400))
拡張の2なので流石に。。
拡張の2なので流石に。。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/125 sec, ISO102400))
色も変ですね。
色も変ですね。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/125 sec, ISO102400))
EOS 5D Mark IV ISO 感度ごとの画像(全体・マフラー・ビン・背景)
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/125 sec, ISO102400))

ISO 感度ごとのノイズをスライダーで比較

ISO100、ISO1600、ISO6400、ISO25600でそれぞれ比較してみます。
わかりやすい全体とビンのところを比較します。
また最後におまけでISO25600とISO51200の比較も。

ISO100 と ISO1600 の比較

別々に切り換えながら見ているとあまり差がないと思いましたが、流石に等倍でこうやって比較するとわかりますね。
特にコントラストが弱くなって黒が白っぽくなってしまいます。
ただ等倍で何の補正もかけずにこのレベルなので通常は全く問題ないでしょう。

ISO100(全体)ISO1600(全体)

ISO100(拡大)ISO1600(拡大)

ISO100 と ISO6400 の比較

ISO100とISO6400では違いは結構わかりやすくなりますね。

ISO100(全体)ISO6400(全体)

ISO100(拡大)ISO6400(拡大)

ISO100 と ISO25600 の比較

ISO25600は少し緑がかって、全体でもパッと見でざらつき感などがわかりますね。

ISO100(全体)ISO25600(全体)

ISO100(拡大)ISO25600(拡大)

ISO1600 と ISO6400 の比較

・・確かに粗くざらつきも多くはなっていますが、正直こうやって見比べない限りはわからないかも。流石にISO100と比較するとあれですが、ISO1600~ISO6400の間はそこまで気にするレベルじゃない気がします。

ISO1600(全体)ISO6400(全体)

ISO1600(拡大)ISO6400(拡大)

ISO1600 と ISO25600 の比較

ISO25600はわかりますね。

ISO1600(全体)ISO25600(全体)

ISO1600(拡大)ISO25600(拡大)

ISO6400 と ISO25600 の比較

ここの2段は大きいですね。。

ISO6400(全体)ISO25600(全体)

ISO6400(拡大)ISO25600(拡大)

ISO25600 と ISO51200 の比較

粗いと思ったISO25600と比べても遥かにISO51200のほうが粗いです。ビンの縁の線が等倍でもほぼわかりません。

ISO25600(全体)ISO51200(全体)

ISO25600(拡大)ISO51200(拡大)

高感度性能のまとめ(実用は ISO12800 まで)

個人的な感想ですが、全体画像ならISO25600あたりでもこの大きさで見る限り使える気がします。(少し緑がかりますが)
等倍で見るならば、ISO1600までは全く問題なし、ISO12800くらいでもそこまで致命的ではない気がします。
流石に拡張感度のISO51200、102400は少し厳しいものがありますが、102400はあれとしても51200は緊急時?には使っても問題ない気がします。

今回はノイズ除去なども全くしていないので、こちらも適用することでもう少し余裕が出そうですね。
ただISOを上げることで黒の粘りや色が落ちていくので、現像時に結構いじる方はなるべく下げて撮るというのは変わらないです。

EOS 5D Mark IV の ISO 不変性(RAW で持ち上げた時の画質)

ここからは5d4のISO不変性を写真で見てみます。
ISO不変性の調査方法は、SSとF値は変えずにISO感度だけ変えて撮影し、RAW現像時に±補正をしています。
今回は以下のパターンで調査しています。
・ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)
・ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)
・ISO100±0EV~ISO800-3EV(マイナス補正)
・ISO200±0EV~ISO1600-3EV(マイナス補正)
・ISO400±0EV~ISO3200-3EV(マイナス補正)

プラス補正だけでなくマイナス補正ではどうなのかというのも気になったので、こちらも入れています。
プラス補正と違って、マイナス補正の場合はなぜ3EVまでなのかは下で説明しています。

ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)の画像

ISO100+5EV
ISO100+5EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO100))
ビン部分。ISO3200そのままと比べると色が少し緑がかってます。(ISO3200のほうが正しい色)ざらつきも多いですね。
ビン部分。ISO3200そのままと比べると色が少し緑がかってます。(ISO3200のほうが正しい色)ざらつきも多いですね。 (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO100))
ISO200+4EV
ISO200+4EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO200))
EOS 5D Mark IV ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO200))
ISO400+3EV
ISO400+3EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO400))
EOS 5D Mark IV ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO400))
ISO800+2EV
ISO800+2EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO800))
EOS 5D Mark IV ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO800))
ISO1600+1EV
ISO1600+1EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO1600))
EOS 5D Mark IV ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO1600))
ISO3200±0EV
ISO3200±0EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO3200))
EOS 5D Mark IV ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/4 sec, ISO3200))

ISO100+5EV~ISO3200±0EV(プラス補正)の比較

ISO100+5EV、ISO400+3EV、ISO3200±0EVでこちらも全体とビンのところを比較します。

ISO100+5EV と ISO400+3EV の比較

まずISO100+5EVは緑っぽいですね。ノイズも明らかに多いです。

ISO100+5EV(全体)ISO400+3EV(全体)

ISO100+5EV(拡大)ISO400+3EV(拡大)

ISO100+5EV と ISO3200±0EV の比較

こちらもISO100+5EV側が明らかに緑っぽく、ノイズが多いです。そして等倍の右下辺りの黒い部分が戻ってきていません。

ISO100+5EV(全体)ISO3200±0EV(全体)

ISO100+5EV(拡大)ISO3200±0EV(拡大)

ISO400+3EV と ISO3200±0EV の比較

若干ISO400+3EVのほうがノイズが多いかなというのとほんのり紫っぽいですかね?
ノイズが多い分そう見えるだけかもしれませんが、若干ISO400+3EVのほうが線がはっきりしている気がします。
まぁただ何度も何度も見直して、そんな気がするレベルなのでほぼ同等だと思います。

ISO400+3EV(全体)ISO3200±0EV(全体)

ISO400+3EV(拡大)ISO3200±0EV(拡大)

ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)の画像

ISO200+5EV
ISO200+5EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO200))
ISO100の+5EVと同じ傾向ですね。緑っぽい+荒い
ISO100の+5EVと同じ傾向ですね。緑っぽい+荒い (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO200))
ISO400+4EV
ISO400+4EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO400))
EOS 5D Mark IV ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO400))
ISO800+3EV
ISO800+3EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO800))
EOS 5D Mark IV ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO800))
ISO1600+2EV
ISO1600+2EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO1600))
EOS 5D Mark IV ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO1600))
ISO3200+1EV
ISO3200+1EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO3200))
EOS 5D Mark IV ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO3200))
ISO6400±0EV
ISO6400±0EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO6400))
EOS 5D Mark IV ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)の画像
(Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/8 sec, ISO6400))

ISO200+5EV~ISO6400±0EV(プラス補正)の比較

ISO200+5EV、ISO800+3EV、ISO6400±0EVで同じように比較します。

ISO200+5EV と ISO800+3EV の比較

ISO100+5EVと同様、ISO200+5EVのほうが緑っぽくノイズが多いですね。

ISO200+5EV(全体)ISO800+3EV(全体)

ISO200+5EV(拡大)ISO800+3EV(拡大)

ISO200+5EV と ISO6400±0EV の比較

ISO100+5EVのときとほぼ同じ内容ですね。

ISO200+5EV(全体)ISO6400±0EV(全体)

ISO200+5EV(拡大)ISO6400±0EV(拡大)

ISO800+3EV と ISO6400±0EV の比較

ISO6400のほうが良い感じはしますが、ほぼ同等でしょう。

ISO800+3EV(全体)ISO6400±0EV(全体)

ISO800+3EV(拡大)ISO6400±0EV(拡大)

マイナス補正

マイナス補正もそれぞれ分けようかと思ったのですが、白飛びした部分の色がない以外に等倍で見ても差がわからなかったので等倍も入れてません。(同じ画像が増え続けるだけなので。。)
-3EVに抑えているのもそれ以上は白飛びが多くなりすぎるか、±補正をしない画像が暗くなりすぎるかしかなかったので、ここまでとしています。それでも補正していない画像は暗いですし、-3EVしている画像も白い部分は一部飛んでます。。
等倍もなく全く違いがわからないと思いますが、一応どうぞ。

・ISO100±0EV~ISO800-3EV(マイナス補正)

ISO100±0EV
ISO100±0EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO100))
ISO200-1EV
ISO200-1EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO200))
ISO400-2EV
ISO400-2EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO400))
ISO800-3EV
ISO800-3EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 2 sec, ISO800))

・ISO200±0EV~ISO1600-3EV(マイナス補正)

ISO200±0EV
ISO200±0EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO200))
ISO400-1EV
ISO400-1EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO400))
ISO800-2EV
ISO800-2EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO800))
ISO1600-3EV
ISO1600-3EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1 sec, ISO1600))

・ISO400±0EV~ISO3200-3EV(マイナス補正)

ISO400±0EV
ISO400±0EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO400))
ISO800-1EV
ISO800-1EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO800))
ISO1600-2EV
ISO1600-2EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO1600))
ISO3200-3EV
ISO3200-3EV (Canon EOS 5D Mark IV (50mm, f/11, 1/2 sec, ISO3200))

ISO 不変性のまとめ(黒つぶれさせなければ持ち上げても同等)

今回調査した限りは、ISO感度低めで撮ってRaw現像でプラス補正するよりも、撮影時にISO感度を上げて撮ったほうが良い結果となりました。ただ反対にプラス補正は3段くらいであれば、そこまで大差がないとなりました。おそらくですが、プラス補正3段した元の画像は黒つぶれは殆ど無い状態だったので、それが差が出なかった要因だと思います。

つまり黒つぶれしていない写真であれば、あとでRaw現像でプラス補正しても、元々ISO感度を上げて撮影してもほぼ変わらない!

※ちなみにマイナス補正もほぼ同様の結論になるとは思いますが、白飛びは黒つぶれ以上に戻ってこないので、あまり使うことは無いと思います。

そこまで極端なプラス補正はしないとは思いますが、例えばかなり明暗差の激しい場面で、白が多少飛んでしまうのは仕方ないがそこまで飛ばしたくない場合などは、黒つぶれしないギリギリで撮影しておいて、あとでシャドウを持ち上げると白もそこまで飛ばさず(データ上残っていて)、かつシャドウ部も綺麗に表現できそうです。

まとめ:5D Mark IV の高感度と ISO 不変性

なが~い記事を最後までご覧いただき(いるかわかりませんが(笑))ありがとうございました。
今回はもう完全に自分が知りたいことを調べるついでに記事にしたという感じです。

5d4の高感度性能(ISO感度)については、ISO800以下であればほぼ大差なく、ISO1600~6400あたりまでもぜんぜん問題ないという、普段使っているときの感覚と大体同じでした。強いて言えば、今まであまりISO12800を使う機会はなかったですが、必要であれば使っても良さそうな結果だったのは少し驚きでした。

ISO不変性については意外と面白かったです。今まで漠然と白飛びすると戻ってこないから暗めに撮っておこう位の感覚でしたが、今までの感覚で大丈夫ということがはっきりとわかりました。
私のように絶対にRAW現像する人間にとっては、黒つぶれしなければ、特に明るめに撮る利点もなさそうです。

ちなみに5d4ではこのような結果でしたが他の機器だと違うと思います。
おそらくダイナミックレンジ的にはNIKONのD850やSONYのα7iii系だともう少し粘るかもしれませんね。

ではでは!

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