札幌の秋の夜の定番、中島公園の紅葉ライトアップに行ってきました。行ったのは2026年10月25日(日)。19時30分ごろに着いて、焼き芋テラスから銀杏並木、日本庭園までひと通り見て回り、終わったのは21時ごろでした。
先に要点。2026年は10月23日〜11月3日、17:00〜21:00の開催で、銀杏並木・菖蒲池・豊平館は無料、光と音の演出がある日本庭園だけが有料(当日600円・前売500円、小学生以下無料)です。地下鉄南北線の「中島公園」駅を出るとすぐ銀杏並木なので、仕事帰りにも寄りやすいライトアップでした。一番よかったのは有料の日本庭園。音と光の演出が定期的にあり、水面に映る紅葉など、公園の中とはひと味違う写真が撮れました。
中島公園紅葉ライトアップ2026の開催情報(期間・時間・料金)
- 期間: 2026年10月23日(金)〜11月3日(火・祝)
- 点灯時間: 17:00〜21:00(最終入場20:45)
- 場所: 中島公園(札幌市中央区中島公園1)
- 日本庭園(有料エリア): 17:15〜21:00(最終入場20:45)。当日券600円、前売券500円(別途手数料)、小学生以下無料。当日券は枚数の上限に達すると終了
ライトアップされるのは、銀杏並木・菖蒲池の紅葉テラス・菖蒲池の光の散歩道・豊平館・日本庭園の5か所です。豊平館では期間中に「芸妓Cafe」も開かれています。日程や時間は年によって変わるので、出かける前に公式サイトで確かめてください(2026年10月時点の公式情報より)。

アクセスは地下鉄が便利|中島公園駅を出るとすぐ
最寄りは地下鉄南北線の「中島公園」駅と「幌平橋」駅。中島公園駅は出口で着く場所が変わり、1番出口は銀杏並木の通りの始まりに、3番出口は銀杏並木のまん中に直結しています。焼き芋テラスに寄るなら、すぐそばにある1番出口が便利です。1番出口側の入口付近には、2026年の写真スポット(日付入りの看板)もありました。
会場専用の駐車場はありません。近くの有料駐車場のほか、周りのホテルの多くが駐車場を貸し出しているので、そちらも使えます。今回は札幌パークホテルに停めることができました。会場の真横にあって、歩いて1分もかかりません。ただ、この時期はどこも余裕がないので、当てにして車で行くのは危険です。確実なのは地下鉄です。

ライトアップの見どころ(エリアごと)
銀杏並木|駅を出てすぐの黄色いトンネル
駅を出てすぐの銀杏並木は、ライトアップのメインの通り。開催が始まってまだ早い時期だったので、黄色と緑が混ざった色づきで、これからまだまだ色づきそうでした。望遠で葉を拡大して撮ると、まだ青い所もあります。
人の流れは、歩けないほどではありませんでした。ただ、これから見頃に向けて人は増えてきそうです。通りのあちこちで、それぞれ銀杏並木を撮る姿が見られ、立ち止まって眺める人もいます。もともと通路になっている場所なので、三脚を立ててがっちり撮るのは難しそうです。今回は手持ちで撮っています。
手が届く低い所にも銀杏の枝がありますが、マナーとして、枝や葉を手に取って撮るのはやめましょう。





菖蒲池と赤い紅葉
銀杏並木の黄色に対して、菖蒲池のまわりは真っ赤に照らされた紅葉が目立ちます。園内をぐるっと回るときは、基本的にこの池を中心に回ることになります。
下の写真のアングルは、公式のパンフレットにも使われている場所のようです。橋を渡って日本庭園に入る少し手前あたりで、少し分かりづらいので、通り過ぎてしまわないように注意してください。池の近くまで降りられるスポットもいくつかあって、デートスポットとして多くの人が利用しているようでした。




公園なので、愛犬と一緒に紅葉を楽しむ姿も見られました。池を挟んだ反対側の札幌パークホテル側には、出店も少し出ていました。

日本庭園(有料エリア)|光と音の演出
銀杏並木を1番出口側から3番出口側へ、さらに奥へ進むと日本庭園があります。日本庭園では、庭園を活かした光と音のショーが定期的に開かれています。ひとつひとつは比較的短いものですが、ただ明るく照らしているだけの紅葉とは違う見せ方を楽しめて、動画を撮りたい人には特におすすめです。料金も高くないので、庭園ならではの池の反射を使った撮影もしやすいです。
当日券は入口の販売所で買えます。販売は20時45分で終わるようなので、遅めに行く時は注意してください(公式の最終入場も20時45分)。


通路には光る和傘が並べられていて、庭園の入口から雰囲気が出ています。


日本庭園ならではなのが、池の水に照らされた紅葉。水面に映り込む紅葉は、公園の並木や芝生のエリアでは撮れないカットでした。公園のほかのエリアと比べても、庭園の中は石や池、灯りの配置が整っていて、どこを切り取っても絵になるカットが撮りやすいと感じました。







この日は、たまたま野生のキツネが庭園に入り込んでくる場面にも出会いました。一瞬のことで写真には撮れませんでしたが、札幌の街中の公園らしい、ちょっとうれしいハプニングです。野生の動物なので、見かけても近づいたり食べ物をあげたりせず、離れて見守るのがよいと思います。
同じ期間に「さっぽろ焼き芋テラス2026」も
公園の南9条広場では、同じ期間に「さっぽろ焼き芋テラス2026」が開かれていました。2026年は10月23日〜11月3日、各日11:00〜20:00(最終日は19:00まで、ラストオーダーは終了の15分前)の開催です(札幌の公式観光サイトより)。ライトアップが17時からなので、先に焼き芋を食べてから紅葉を見に行く回り方もできます。
会場は地下鉄中島公園駅の1番出口のすぐそば。今回は入ってすぐにラストオーダーの時間になってしまったので、夜に寄るなら終了時間に注意です。道内各地の焼き芋が集まるイベントで(公式より)、なかなか見慣れないお酒や食べ物があって楽しかったです。お店もかなり多く、出店の一覧を撮ってきました。




焼き芋の種類ごとに、甘さと食感の違いを並べた表もありました。種類の多さにも驚きましたが、コガネセンガンの反対側に、べにはるかが置かれているのも面白い気づきでした。


夜の紅葉を撮るときのポイント
今回の装備|D850+TAMRON 70-200mm F2.8、動画は Osmo Pocket 4P
今回はNikon D850にTAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD(A009)を付けて撮りました。ライトアップの紅葉は近くまで寄れない場所も多いので、望遠で枝や葉を切り取れるのが便利です。F2.8 と手ぶれ補正(VC)があるので、暗い夜の紅葉でもシャッタースピードを稼ぎやすい組み合わせです。
カメラの上には、ホットシューに付けたアームでDJI Osmo Pocket 4Pを載せて、銀杏並木を歩く動画を撮りました。色を後から整えやすいD-Log Mで撮ったので、編集して仕上がったらこの記事に追加する予定です。
今回はすべて手持ちで撮りました。設定はF2.8・1/200秒を基本に、ISOはオート。銀杏並木はISO560〜5600くらいで収まりましたが、日本庭園の暗い所ではISO25600まで上がり、シャッタースピードも1/25〜1/50秒まで落として、レンズの手ぶれ補正に頼って撮りました。D850は高感度でも色が崩れにくいので、夜の紅葉でも手持ちで十分いけます。焦点距離は70mmの広角端が中心で、葉のアップだけ120〜190mmまで伸ばしています。
70-200mm の望遠で枝先の紅葉や水面の映り込みを切り取ると、暗い背景が自然に落ちて、ライトアップの色がきれいに出ます。銀杏並木は通路で人も多く、三脚でがっちり撮るのは難しそうだったので、手持ちで撮れる設定にしておくのがおすすめです。
まとめ|中島公園の紅葉ライトアップは11月3日まで
中島公園の紅葉ライトアップは、地下鉄の駅を出てすぐに銀杏並木が始まる、気軽に行ける秋の夜のイベントでした。無料のエリアだけでも十分楽しめますが、写真や動画を撮るなら600円の日本庭園までぜひ。光と音の演出と、水面に映る紅葉は、ほかのエリアでは見られない景色です。
行く時期は、真っ黄色に色づいた銀杏が好みなら10月末、黄緑・黄・オレンジのグラデーションも好きなら早めの時期がおすすめです。時間は、焼き芋テラスのお店も楽しみたいなら18時ごろ、銀杏並木だけなら20時ごろがベストになりそうです。
※開催情報は2026年10月時点の公式情報です。来場前に公式サイトで最新の情報を確かめてください。