- 一眼レフ用の AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED と AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G が、10 月 20 日ごろからカメラ販売店で「生産完了品」の扱いに。生産は終わり、新品は各店の在庫限り
- ニコンの公式発表はまだ無く、公式サイトの製品ページは 10 月 22 日時点でも「旧製品」になっていない(在庫がはけて販売が終わると旧製品に移るのが通例)
- 28mm f/1.8G は 6 月の時点で米国の生産終了リストに入っていた。105mm f/1.4E は Z マウントに直接の後継が無い
ひとこと
105mm f/1.4E は自分も使っているレンズです。開放からすごくきれいなボケとシャープさがあって、大きい前玉の圧倒的な存在感、柔らかい色使い、端まできれいなボケ方が持ち味。コスプレのポートレートからスナップ、夜景まで、このレンズで撮った写真は下の記事にまとまっています。
- C93(2017 年冬コミ)のコスプレ写真まとめ — 105mm f/1.4 のポートレートの参考に
- C94(2018 年夏コミ)2・3 日目、C96(2019 年夏コミ)まとめ
- Nikon D850 実機レビュー — 夜景と玉ボケの作例
- 東中野で街角にゃんこスナップ — 105mm での猫スナップ
2 本のレンズの中身
- AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED: 2016 年 8 月 26 日発売。ニコンは発表時に「105mm と F1.4 を組み合わせた世界初の AF レンズ(FX 一眼レフ用、当時)」とし、ポートレート向けに「ピント面からのなだらかなボケで自然な奥行きを描く」とうたった。9 群 14 枚(ED 3 枚)、ナノクリスタルコート、フッ素コート、9 枚羽根の円形絞り、最短 1.0m、フィルター径 82mm、約 985g。米国の発売時価格は 2,199.95 ドル
- AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G: 2012 年 4 月発表、同年 5 月発売。ナノクリスタルコートと超音波モーター(SWM)を備えた軽い広角単焦点で、9 群 11 枚(非球面 2 枚)、7 枚羽根、最短 0.25m、フィルター径 67mm、約 330g
- どちらも公式サイトの製品ページは残っていて、ニコンダイレクトの購入ボタンも生きている(10 月 22 日時点)。「生産完了」は販売店の表示が根拠で、ニコンからの告知は無い
海外では
海外ではこの 2 本の生産終了はまだ報じられていません(10 月 22 日時点)。ただ流れは見えていて、Nikon Rumors が 6 月にまとめた「最近生産終了になったニコン製品」では、28mm f/1.8G は 14-24mm f/2.8G・300mm f/2.8G・10-20mm DX と一緒に「米国では生産終了リスト入り、日本ではまだ販売中」の側に挙がっていました。今回の日本の表示で、両方の地域がそろった形です。同じまとめでは、Nikon USA の F マウントのレンズは一覧上 52 本でも、2 年以上入荷の無いものを除くと 30 本ほどという読者の集計もあり、F マウントが順に整理されている最中であることが分かります。
105mm f/1.4E は B&H で「一時的に在庫切れ」(約 1,897 ドル)。海外の掲示板では「Z マウントに直接の代わりが無い」という声があり、Z で近いのは Z 135mm f/1.8 S Plena か Z 85mm f/1.2 S になります。一眼レフで使い続けるなら、新品は在庫のあるうちに、という状況です。