桜が咲くとすっかり春のイメージ。そろそろ寒い季節とはお別れですね。
そんな桜ですが、テレビやネットで満開の季節!と言われているときに限って忙しいなんてこともあるでしょう。
今回は満開の桜と散り際の桜。花筏についての撮影を紹介します。
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満開の桜
まず桜を撮りに行く上でロケーションですが、関東なら上野公園や神田川、目黒川なんかがメジャーですね。
上野公園
上野公園は競争率が非常に高いです。しかし人も多いですが、桜も密集しているかつ、桜との距離が近いのでオススメです。
夜桜ライトアップなどもあり、昼間と夜の顔を楽しめる場所でもあります。
神田川
神田川は長い距離の川沿いに桜が植えられているため歩道は片側アーチのような写真を狙えます。
橋がかかっている場合は、橋の中央から川の流れを中央に狙った桜満開なイメージ通りの写真が狙えるでしょう。
目黒川
目黒川は神田川とは少し違い、川でも幅が狭いため凝縮した写真の撮れるスポットです。道幅が狭く人通りが中々多いので移動に注意しましょう。
人も密集率が高いため、人を含めたお祭りのような桜景色が楽しめます。
夜には提灯が灯され別の顔を見ることもでき、沿道には沢山の出店や目黒川のオシャレなお店に立ち寄ることができます。
東中野
今回初めて行ったのが東中野の桜。場所は神田川のすぐ近くで、東中野駅から沿線を直ぐの所。JR線と桜と菜の花を一緒に撮ることのできるスポットです。
ここはあまり競争率が高くないので、人が苦手な方も、じっくり撮りたい方にもオススメです。
散り際の桜
すっかり花見の季節を逃してしまった人もいるでしょう。
でも、まだ諦めないで!散り際の桜もまた綺麗です!
ヒラヒラ舞う桜の舞う桜や、水に浮かぶ花びら。花筏の撮影のチャンス。
花びらの舞う桜は、風が大切です。
無風だと真下に落ちてしまうため、時々風が吹くような日和がオススメです。
花筏の撮影は川の流れなど色々関係してくるのでなかなか難しいですが、
千鳥ヶ淵はタイミングが良いとピンク色に染まります。
神田川は所々花筏のが作られますが、少々ゴミもあるので、望遠から残ってる桜の木を含めて狙うくらいが良いかもしれません。
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花筏とは少し違うのですが、中目黒近くの下流の岩が沢山ある場所は、花びらが渦巻いて美しいです。
簡単撮影方法
肝心の撮影方法を簡単に。
風が強い場合はシャッタースピードを速めにしたほうがよいです。
花が揺れてしまいはっきりしなくなります。
おおよそ1/200位あれば止まるかなと思います。それ以上必要な場合は、ISOが厳しいので、無風でブレないタイミングを探しましょう。
川沿いなど、奥まで見通しのよいロケーションは100mm以上の望遠がオススメです。望遠で撮影することで、圧縮効果により花と花が詰まったように写ります。
桜の花をピンポイントで撮影する場合はマクロレンズ
が望ましいですが、なくても全然よいです。f値はレンズによりけりですが、はっきりさせたければ5.6-11位を中心に。背景ボケが欲しい場合はその限りではないのでもっとf値を低くしてもよいでしょう。
全般の話になりますが、
晴れている場合は空の色と対比部分を作るとそれなりに見えます。
基本は50mm以上のズームがオススメで、奥の桜と手前の桜が入るような構図だと立体感が際立ちます。
また、なかなか探すのが難しいですが、奥と手前で桜の品種が違い花の濃さが違うと楽しい桜の顔が見えます。
とはいえ、最近のカメラはオート機能もしっかりしてるので、それなりには撮れます。
が、一眼レフやミラーレスを持っているならその機能を十分に発揮してみましょう!
駆け足でしたが、そのうち追記します。
執筆者
- 風景からポートレート。物撮りまでなんでも撮ってます。 北海道生まれで星撮りが趣味。車とゲーム・アニメコンテンツも好きで多種多様。 楽しく写真を撮っていける方法を紹介するPhotoCarbu.jpの代表。
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