2015-03UP

【イベレポ】写真・カメラ好きなら見逃せない!CP+

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遅くなりましたが、CP+行ってまいりました。
日本最大のカメラのイベント!世界各所から最新の技術がパシフィコ横浜に集まります!

事前予約を公式ページより行うと1500円の入場料が無料になりました。

混んではいますが、撮影や観覧ができないほどじゃないので、楽しめるかと思います。

今年の目玉は個人的にはNIKONのD810A(天体用モデル)と焦点距離や絞りを撮影後に変えることのできるLYTRO。キャノンフラグシップEOS 5Ds/EOS 5Ds Rでしょうか!?

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まずはニコン

ニコンブース
NIKON D5000 (14mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO200)
ニコンブース!黄色が眩しい

D810Aはメーカー初の天体対応モデル。Hα線に対応しており宇宙の赤色がはっきりと映るようです。

D810A
NIKON D5000 (14mm, f/8, 1/50 sec, ISO3200)
D810A展示部分

実際には触れられませんでしたが、ニコンのスタッフによると通常撮影でも使えるとのこと!赤みが強くなる傾向があるようです。現像で赤を抑えれば問題ないとのこと(ホントか?w

見た目はD810 とぱっと見変わらず。価格が40万近いというお話をされていたので、それなりの高級機に。

写真左が撮影したものらしいですが、星雲がバッチリ。これは羨ましい。40万。それだけの価値はあります。

他にも写真の撮影講座などもなどもやってました。

2015-03UP NIKON D5000 (14mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO1100)

かなりの人!D5500の発表と共にファンが集まります。

D5300とD5500の比較
NIKON D5000 (24mm, f/8, 1/50 sec, ISO320)
左 D5500と右 D5300の比較グリップがD5500の方が深く持ちやすくなりました。
D5500試写ブース
NIKON D5000 (24mm, f/8, 1/50 sec, ISO900)
D5500試写ブース!写真はD5500です。D810の試写も可能でした。おねーさんが中央に立って撮影させてくれます。

D5500はAPS-Cサイズセンサー/2416万画素/ISO100~25600対応/秒5コマ連写/ローパスフィルタレス仕様/Expeed4画像処理エンジン搭載/AF39点/液晶104万ドット/wifi搭載/バリアングルビューモニター搭載のハイエンド入門機といったところでしょう。正直かなりハイスペック。

D5500実撮
NIKON D5500 (35mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO200)
D5500実撮。レンズが良いせいもありますが、色乗りが良い。特に線の出方はD5000は足元にも及ばない画質。実用はコレでも結構行けそうです。欲しい…

気になるニコンの黄色傾向は少し良くなった感じがしました。流行りに乗っかった??

また、ライブビューも早くなりとても使いやすいです。

以前まではボタン操作で、非常にめんどくさかったライブビューでのフォーカスも、画面タッチでできるので簡単になりました。

ニコンのフッ素コート
NIKON D5000 (14mm, f/8, 1/50 sec, ISO500)
ニコンのフッ素コートのデモ。実際にマジックでかかせてくれるのですが、フッ素コートは塗らさりません!まだ3本しか実装されたレンズが無いようです。

次にLYTROこれは、前々から気になってはいましたが、今まで実機を目にかけることができず。

もしかして今回のイベントに来てるのでは?

と見渡すと、いました!当日はカメラ初心者の方が使ってみた感想などを発表するトークショーや実際に販売員さんが目の前で実演してくれたりと充実の内容。

LYTROブース
NIKON D5000 (16mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO200)
LYTROブース。ジオラマを題材に後から焦点位置を買えられたりするデモを。これはすごい

簡単に説明すると、RAWデータのようにある一定の範囲の絞りに対する映り込みを記録。その範囲の中で後から変更が聞くというもの

LYTRO撮影風景。赤色と青色のインジケーターが見える。この山は距離のインジケーターに近い
NIKON D5000 (24mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO200)
LYTRO撮影風景。赤色と青色のインジケーターが見える。この山は距離のインジケーターに近い

画面でみると青色が手前ピント、赤色が奥ピント、それ以外色がついていないところは焦点距離の映りに関する情報を記録していないので、処理することができない。

この範囲は撮影時自分で決められるため、従来のカメラとは撮影スタイルが変わる。

1枚をとるのではなく、その範囲意識して撮影するイメージ。

撮影画面右側に表示されている山はいわば、距離のヒストグラム。

カメラを触って最初に感動するのがこのボケ、ばっちり決まったショットがとれるまで時間がかかるけど、このLYTROはそういったライトユーザーにも優しそう。

撮影の楽しみを新しい切り口で再開拓するLYTRO。
NIKON D5000 (24mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO200)
撮影の楽しみを新しい切り口で再開拓するLYTRO。

また、自分が驚いたのは動画機能。動画には一切興味のない私でしたが、一枚の写真の中で奥から手前にピントが合っていくような1枚の画像から動画を作ることができちゃうのです。

映画のようなCGなどを使えば再現可能ですが、個人レベルではなかなか難しいものを楽しく動画にできる。これはかなり面白そう。

さらにF1というのを疑似的に再現できるため新しい世界を垣間見ることも!

LYTRO現像画面。動画など現像機能は満載
NIKON D5000 (14mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO220)
LYTRO現像画面。動画など現像機能は満載

カメラの絞り、AFなどの概念とは一線を分けた新しい技術となりそうです。

価格はレンズ込で20万程度らしく、初心者用としては少しお高い。

持っていれば、いろんなものを撮り歩きたいですが、ちょっと手が伸びないです。。。金欠w

最後にキャノンフラグシップEOS 5Ds/EOS 5Ds R。これは驚きの高画素、それまで高画素といえばニコン!

だったはずが、あっという間にD810の立場を奪われた感じですが、、、APS-Cなのでありかな?

2015-03UP NIKON D5000 (18mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO360)

こいつがすごい。なんと5040万画素、私では生かし切れるか微妙なところですが、大パノラマ写真は圧巻枝一本一本まで描写するのは素晴らしいです。

こういうのがあると5k imacとかほしくなっちゃうんでしょうね・・・(笑)

他にはタムロンやサムヤンなど、サードパティ系レンズメーカーなども参戦。色々なレンズも見ることが出来ました。

2015-03UP NIKON D5000 (20mm, f/2.8, 1/800 sec, ISO1250)

場所によってはジオラマやモデルさんなどを配置して持っているカメラで製品を試させてくれたりするブースもあります。

2015-03UP NIKON D5000 (24mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO280)

2015-03UP NIKON D5000 (300mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO3200)

更にはカメラやレンズの断面なども!

カメラ断面
NIKON D5000 (24mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO400)
カメラ断面。結構簡単そうに見える作りですが、コレで風景を切り取っているわけですねー。ロマン満載です。

2015-03UP NIKON D5000 (15mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO360)

それと、ひとつ残念だったのが、CP+の物販。カメラ用ストラップなど購入できたようなのですが、なぜか会場の中からしかアクセスできず。一度出てしまって入ることすらできませんでしたorz

案内が外にみえたので、一度出たら・・・

物販は外でもよいと思います。。。

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リンク元 ( http://photocarbu.jp/blog/cplus/ )

執筆者

久保 侑也 - YUUYA KUBO
久保 侑也 - YUUYA KUBO
風景からポートレート。物撮りまでなんでも撮ってます。 北海道生まれで星撮りが趣味。車とゲーム・アニメコンテンツも好きで多種多様。 楽しく写真を撮っていける方法を紹介するPhotoCarbu.jpの代表。