photocarbu.jp_DSC1459

大三元14-24mm/f2.8冬支笏湖!夜撮影に挑戦!

Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Share on Tumblr0

冬支笏湖の夜撮影に挑戦!

NIKKOR 14-24mm/f2.8で検索してきてくれる方がいるようなので、支笏湖の夜を14-24mmで撮影に挑戦!だいぶ癖にも慣れてきましたし。

癖と言っても強烈なのはゴーストくらいなものですが

NIKKOR 14-24mm/f2.8を持ってるとまず撮りたくなるのが、星空。
他の広角でも撮影はもちろんできます。
特に良いのが、全域でコマ収差と色収差。星空をとっても画面の端まで綺麗な点でいてくれます。
さすがに周辺減光はありますね。

同じく、フリンジにも強く、購入して半年になりますが、見たことがないです。
スポンサードリンク


photocarbu.jp_DSC1459 NIKON D5000 (15mm, f/2.8, 15 sec, ISO400)

よく言われるのが、「単焦点にも負けない描写性」これは確かにそういったところからもきている?

さすがにF値は2.8なので、明るいといっても限度があります。
ボケ感も1.8なんかと比較すると当然ですが、ボケないです。

が、そこではありません。
ボケた感じがとても素直にボケる。+解放f2.8で撮影しても風景や建物などのディティールが損なわれないという点に魅力があります。後ほど比較写真を出しますが、圧倒的なディティールです。

特にアンテナや窓のたくさんあるビルなどを撮影するとびっくりするほど解像します。標準ズームf3.2と比較すると見てわかるほどに。

それに、よくフィルタNDフィルタを噛ませられないという弱点を指摘されますが、カラーについてもかなり素直に出るのでNDに頼ることが減ったというのも事実。物足りなくなることはありますけどね。

唯一の問題に関しても、先にも述べたゴーストですが、イルミネーション程度のモノでも発生する場合があるので、最初はかなり気になるかもしれません。

個人的な感想ですが、暗い中に強めの光源があるより、ある程度周りが明るくそこそこ強い光源がある方がゴーストが出やすい気がします。ゴーストの出ない撮り方をするほか無いです。

他は特に巷で言われているフレアは出ないですし、ギョロ目ですが、触れるような場面なんてめったにありません。普段使いしようと思えば全然可能です。というかしてます。

汚れてしまえば拭けばいいのです。

ただ、ちょっと思ったのが、このレンズの良さを理解するまでにはある程度練度が必要な気がします。

このレンズを5年前の私に使わせても何が良いのかわからないでしょう。。。

最初はコマ収差やフリンジ、ゴーストなんて悪いものだと思っていませんでしたし(笑)

しっかしD800 / D800EやD810なんかの高解像度カメラを持ってる方は余すことなく使えるのでしょうねー。うらやましい

f2.8でも超解像するのは本当に見ものです。モヤッとしない描写。ぜひぜひ使ってみたください。

寄稿元フォトキャブログ( http://photocarbu.jp/blog/winter-lake-shikotsu2/ )

執筆者

久保 侑也 - YUUYA KUBO
久保 侑也 - YUUYA KUBO
風景からポートレート。物撮りまでなんでも撮ってます。 北海道生まれで星撮りが趣味。車とゲーム・アニメコンテンツも好きで多種多様。 楽しく写真を撮っていける方法を紹介するPhotoCarbu.jpの代表。