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オーロラの摩周湖
タイトルを過大につけてましたが、実際にはオーロラではないです。
ここ摩周湖は北海道でも星がよく撮れるスポットの一つ。
標高が高く周りの光害がないことで有名です。写真は第三展望台。
まずとても寒いので、用意なしで行くと撮影不能なんて可能性のあるスポットですので撮影前のポイントをご紹介
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特に冬は空気が冷え込むため非常に透明になります。なので小さな星まで映る絶好の星撮りスポット。

撮影前にチェックする項目

通行止めに注意！

冬季は川湯温泉〜第三展望台への道は通行止めです。
摩周駅・弟子屈町方面〜第三展望台へは通行可能です。
いずれにせよ起伏が激しく路面も凍ると大変なので、状況に気をつけて撮影しにいってください。路面は比較的きれいです。

防寒具は絶対忘れない！

やりすぎじゃないのか？ってぐらいで行っても寒いかもしれません。
私の場合少し舐めていたせいで、撮影後は足の先がもげそうになるくらいさむかったです！

座るものがあると楽

星撮りは忍耐との勝負ですが、展望台は外にあるため下は雪です。
そのまま座るとお尻がぬれて寒くなるので、ビニールや下にひくようなものがあるとベスト

ライトは厳禁

寒い時期なので人はほとんどいないとは思います。展望台も真っ暗なので、ライトを持ってあがりたくなりますが、先客がいる場合はライトをつけるのはやめましょう。（マナー的に）
赤いセロハンを貼ったライトなどであればまだよいですが、LEDや白熱球の光は目が暗闇に慣れた人をリセットしてしまいます。
目が慣れると見えてくれるので、耐えましょう。

車の状態をチェック

これは、なかなか思いつかないと思いますが、上に上がるまでは問題なくとも、撮影後にものすごい寒さのなか再始動できない！なんてことも考えられるので、車はチェックしておいて損はないです。

はじめは少しガスっていて残念と思いましたが、それが逆にオーロラのようになっていたので結果オーライ。

最近夜星撮りに来て思いますが、湖面がある場合は雲が流れる程度に長秒（30秒）とかシャッターを開けてとると、雲が流れてダイナミックな感じがでて良いと思います。

ちなみに、星を撮影することはほんとうに簡単です。大変そうに見えますが、プロの方のようにピントや設定を詰めなければだれでも出来ます。

撮影のポイント

レンズを選ぶ

正直なんでもいいです。強いて言えば、F4以下のレンズが欲しいです。
F1台だとライブビューで星が映ります。mm数は広角側のほうが色々撮れるかも。

ピント合わせ時はISOを高くする

まず写真の様な暗さだと山や星にオートではピントが合いません。まずはISO感度を一番高いものに合わせて用意します。

フォーカスはMFへ

カメラのオートフォーカス（AF）を切りマニュアルフォーカス（MF）でピントをあわせる必要が出ます。

レリーズ（ピントリング）は無限遠に

一眼レフの方は、無限遠∞（そのカメラで一番遠くにピントがあう方向）いっぱいにレリーズ（ピントリング）を回します。

ピントが来る位置を探す

無限遠で撮影するとまず殆どピンぼけです。大体は無限遠から2~8mmぐらい動かした位置にピントが来るはずです。（レンズによって違います）2mm~少しずつピントをずらしながらピントが合う位置を撮影結果を見て合わせます。（２でISOを高くしたのはこの時に待ち時間を減らすためです）
※一眼レフの場合はライブビュー機能が便利なので活用してみてください。

あとは撮影

ピントが合えば、OKです。ISOを戻し思う存分撮影できます！レリーズは触ってはいけません。テープなどで固定する方もいます。

※ちなみに撮影時の設定ですが、ISO感度ノイズ ＞ 長秒ノイズ　なので、長時間開けたほうが色的にはきれいなものが撮れます。そのぶん星は流れてしまいます。

と、ここまでで体力が持てば、何も難しくないです。

摩周湖の夜空はオススメ。冬で近くに泊まる機会がある方は、是非。

私も東京行きの前に念願の冬の摩周湖の夜空が撮れて満足です。

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【撮影機材】
#Nikon #D5000
AF-S ‪#‎Nikkor‬ 14-24mm f/2.8G

記事URL ( http://photocarbu.jp/blog/aurora_of_lake_mashu/ )