雪のスター・ウォーズ

札幌雪祭りを撮影するなら押さえたい8つのポイント+α

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今年(2015)も雪まつりが開催されました。
毎年2月5日ごろに開催されます!
今年の目玉はなんといっても、スターウォーズ!

今回は実際に2014年の雪まつりで撮ってきたものを混ぜて
雪まつりの撮影に共通するポイントを簡単に説明します。
2016年さっぽろ雪まつりについてはこちらをどうぞ。
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もしカメラを持ち歩くのが最初!がさっぽろ雪まつり。
あんまりカメラには詳しくないよ!って言う人はカメラ初心者の基本露出補正に関してのコラムも併せて読んでもらいたい。

雪のスター・ウォーズ
NIKON D5000 (14mm, f/8, 1/800 sec, ISO200)
雪のスター・ウォーズ!自衛隊の皆さんが一生懸命作った傑作。

1. 晴天がベスト!夜はライトアップがベスト!

雪像は白いため、日光の強い光を浴びると細部が白く飛ぶ場合が多いです。オススメは日が登りすぎない早朝と、夜のライトアップ時間です。また、晴れていると空の青と雪像のコントラスト差が生まれ綺麗です。

2.  撮影する日は完成から近い日を!

単純に溶けるからです。補修はしてくれていますが、やはり完成直後の綺麗な雪像の線を見るつもりなら早いほうが良いです。

3.  撮影時はハイライトを気にして!

1.とかぶりますが、直射日光が当たっていない場合でも雪像の一番白い部分(ハイライト)が飛ぶ場合があります。

もし白が飛んでしまう場合は露出補正を(-)マイナスに設定してみてください。

4. レンズは25~55mm程度あればOK

どういう絵作りをするかは撮影者次第。単純にファインダーに収めるのであれば通常25~55mmで収まります。100~200mmぐらいの望遠の場合は雪像の顔や、細かい細部を切り抜くのも手です。

5. 会場は一方通行!ぬかるみもあるから注意

せっかくのさっぽろ雪まつりも怪我をしては面白くありません。滑りにくい靴をおすすめします。

また、会場は一方通行です。身勝手な逆走はやめ、通路での撮影もやめましょう。

6. 撮影は譲り合い!

撮影が終わったらすぐに次の人に譲りましょう。同じ所にいても良いものは撮れません。また3脚を使っての撮影は混雑時は避けたほうが無難です。

7. 人が映り込むんだけど!

譲り合いは大切です。しかし、この人混み、映り込みを避けることはできません。人が移りこむだけ人がいる雪まつりの様子というのもいいのではないでしょうか。もし人混みを避ける場合は早朝をおすすめします。

8. 撮影ポジションは?構図は?

可能なら日光を正面に、逆光。力強さを表現するなら広角25mmくらい。雪像から斜め下からアオルように撮ると見やすい。あまり雪像を撮影することだけを意識せず、出店や雰囲気を一緒に撮るほうが良いです。

雪まつりを楽しむことが大事!

+α. 現像してみる。

ここからは撮影後の話になります。

少し語弊がありますが、わかりやすく説明すると後から補正を入れることです。RAWでの処理は現像と呼ばれます。

RAWとはWB(ホワイトバランス)露出補正などを後から変更ができる便利なデータです。

ただし、欠点はjpgの画像データと比べ何倍ものファイルサイズになる点。現像に一定の環境が必要ということです。

ですが、現像を考えた写真を完成とするならRAWで撮影したほうが、後で調整できる分、撮影のハードルが低いです。

RAWを現像できるソフトは一眼レフを購入した時に最近はついてきます。持っていない方はAdobe Lightroom などで検索してみてください。

例えば以下の様な感じです。

羊の雪像補正なし
NIKON D5000 (18mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO160)
海外で選考をくぐり抜けたチームが作られた牛の雪像補正なし

この画像はホワイトバランスぐらいしか触ってません。

満点の曇り空ですが、それなりにディティールが出ています。これを少し現像しレタッチを加えると

羊の雪像現像1
NIKON D5000 (18mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO160)
現像後1 – ディティールが強調されました。カラーを殺すと雪像が強調されます。

冷たい雪っぽさが欲しい!そんな時はホワイトバランスを青へ

羊の雪像
NIKON D5000 (18mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO160)
現像後 – 2 少し青くなることで雪っぽさが増しました

ここまでくると正直好みです。撮影者が楽しければよいです。

見猿聞か猿言わ猿の雪像
NIKON D5000 (30mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO100)
見猿聞か猿言わ猿?の雪像の現像前

お次はこちら。結構白で飛び気味で、細部がわかりにくです。少し現像しましょう。

見猿聞か猿言わ猿の雪像 - 現像後
NIKON D5000 (30mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO100)
ディティールが出てきてカラーを殺すことで雪像が際立ちました

かなり見やすくなったのでは?いろいろやってみることで、写真の幅が広がるかと思います。雪像以外にも普段のスナップなども現像してみると同じ写真が、全く違って見えるのが現像です。

逆に下のような写真はWBを青に振って雪像感を出してみます

時計塔の雪像?
NIKON D5000 (38mm, f/5, 1/80 sec, ISO500)
時計塔の雪像?アートの部分のディティールがすごいですね。
時計塔の雪像? - 現像WB
NIKON D5000 (38mm, f/5, 1/80 sec, ISO500)
時計塔の雪像? – 現像WB

なんだかちょっぴり寒くなりました?周辺が暗いのはビネット 周辺減光と言いうレンズ特性ですが、わざと暗くなるように現像してます。

ビネットはトイカメラのような雰囲気や、古い感じの雰囲気を出すことができて楽しいです。全体像は下のような感じです。

時計塔雪像の全体
NIKON D5000 (18mm, f/3.5, 1/160 sec, ISO500)
時計塔雪像の全体で、前側でイベントをやるようでした

先ほどの画像のように時計部分を切り抜くように近づいて、少し望遠で撮るとまた違った雪像の顔が見れます。正面からだけではなくその雪像のイメージを生かすことを意識して撮影すると現像時にいろいろな表現ができます。

また夜は全ての雪像がライトアップされ、それはまた綺麗です。

インド系の建物の雪像
NIKON D5000 (35mm, f/5, 1/125 sec, ISO250)
インド系の建物の雪像?窓に明かり灯され綺麗!

画像のは天気悪すぎですが、、、(笑)でもこんなに天気が悪くても人はいます。

インド系の建物の雪像のアップ
NIKON D5000 (36mm, f/5, 1/125 sec, ISO250)
インド系の建物の雪像のアップ 色が変わりコロコロと違う顔が見れるのは夜だけ

長くなりましたが、少しでもさっぽろ雪まつりでの撮影の楽しみ方が伝わりましたでしょうか?

写真にはありませんが、出店やプロジェクションマッピング・スキー・スノボーのジャンプイベントなど、期間中は沢山のお楽しみが待ってます!

是非冬の札幌旅行にはさっぽろ雪まつりを楽しんでください。

【撮影機材】
Nikon D5000
Nikon Dx AF-S NIKKOR 18-55mm 1・3.5-5.6G
Nikon DX AF-S NIKKOR 35mm 1:1.8G
SIGMA DG 70-300mm 1:4-5.6

執筆者

久保 侑也 - YUUYA KUBO
久保 侑也 - YUUYA KUBO
風景からポートレート。物撮りまでなんでも撮ってます。 北海道生まれで星撮りが趣味。車とゲーム・アニメコンテンツも好きで多種多様。 楽しく写真を撮っていける方法を紹介するPhotoCarbu.jpの代表。